リュネット・ジュラはヨーロッパを中心に世界中から
素敵なメガネを集めてきています。
しかし素敵なフレームだけではメガネは完成致しません。
当たり前の事ですがメガネにはレンズが入る事で、初めて道具として成立致します。
そこで!
意外と分かっているようでいて、疑問に思う事が多い
『眼とメガネレンズ』についてシリーズ化して
あまり難しくせずに、分かり易くお伝えして参りたいと思います。
先日レンズメーカーの方から聞いた情報なのですが
現在日本には老眼初期世代は480万人いるそうです。
(30代後半~50歳位)
なんと!そのうち50%の人が、老眼に対して未対応なのだそうです。
何故未対応な方多いのか?
老眼に対するネガティブなイメージと
老眼を誤解している方が非常に多いからだと思います。
まずは老眼を正しくご理解頂きたいと思います。
老眼=老視とは加齢により水晶体の弾性が失われて調節力が弱まり
近くのものに焦点を合わせることが遅くなったり、できなくなってきます。
40代から60代初めに自覚されることが多いですが
実際には20歳前後から調節力の減少は始まっており
日常生活で字を読む時の距離である30cm前後が見えにくくなるのが
この辺の年齢であるといえます。
なので老眼は20歳から始まっていると言っても間違いではありません。
老視は裸眼、もしくはメガネ、コンタクトレンズを使用して
遠方が良く見える状態の時に細かい文字がにじんだり
チラついたりして見えにくくなります。
「メガネを外せば近くが見えるから老眼じゃない!」とおっしゃる方がよくいますが
外さないと見えない状態は、残念ながら老眼なのです。
またパソコンやスマホの画面・読書などを長時間見ていた後
遠方を見ようとしても即座に調整が出来ずしばらく見づらいといった状態。
比較的明るい場所ではそれなりに近い距離も見えるが
暗い場所では遠距離もやや見づらいといった状態になる方も
老眼が始まってきていると思われます。
本日は老眼についてご説明しましたが
次回は老眼鏡を掛ける事によるメリットをお伝え致します。